今日は、良く聞かれる「オラクルカードって占い?」という質問に対して、
私自身の今の時点での考えについて書いてみたいなと思います。
オラクルカードは神託のカードと呼ばれ、色々な種類が存在しています。
私が使っているドリーン・バーチュー博士のオラクルカードは、
タロットカードの文脈を持ちながら、
彼女が受け取った高次の存在からのメッセージと共に作られた、現代の新しいカードです。
ドリーン・バーチュー博士は、長きに渡って行って来た自分の活動目的の一つに、
それぞれの人達が、自分のハイヤーセルフ(最も古く、賢い自分)と繋がれるようサポートをすること、
ということを掲げているそうです。
彼女のオラクルカードは、私達を身近で守ってくれていたり、周りに存在している、
目には見えない高次のさまざまな存在たちとのコンタクトを助けてくれ、
そして何より、自分自身(ハイヤーセルフ)と繋がる事や、
自分の感覚を信頼する事を助けてくれるツールとして生まれました。
しかし、そもそも私達が普段気軽に使っているこの言葉、
「占い」とは一体何を指しているのでしょうか?
心理西洋占星術研究家である鏡リュウジ氏は、
占い大事典という本の中で、占いについてこんな風に書かれていました。
”占いのことを英語で”Divination(ディヴィネーション)といいます。
この言葉の語源は、”Divine”(ディバイン)。
訳すると「神聖な」という意味になります。
そしてこの言葉の成り立ちの通り、
占いはもともと「神々への問いかけ」のことを差していたのです。
しかし、この言葉ができた頃の「占い」は、
質問に対する決定的な正解を求めるようなものではありませんでした。
『神様、私はこんなふうに考えていますが、
これは私にとって、そして皆にとってためになるのでしょうか。
どうか教えて下さい』
そんなふうにお伺いを立てるのが、
本来の占いの形であったと伝えられています。
そして神々とは、その時々に応じ、
占者の真摯な思いに応えるような神託を与えてくれる存在であった、と‥‥。
現代においても、その大前提は変わりません。
「占い」とは、決定的な未来を示すものではなく、
あなたの可能性を今よりももっと広げていってくれるもの。
そして、自らが選び取れる選択肢を増やしていってくれるものなのです。
より多くの「未来」を提示するーーそれこそが、占いの使命だと僕は感じています。”
この意味においての「占い」という言葉で考えると、
オラクルカードはまさに「占い」であると考えられるのではないかなと、今の私は感じています。
しかし現在進行形で学び中の身です。
また新しく考察したり、発見がありましたら、
またここで共有させて頂けたらと思っています(^^)
