ドリーン・バーチュー博士のウィークリーリーディング終了の理由

 

 

毎週ドリーン・バーチュー博士が発信されていたウィークリーリーディング。突然の終了についてお問い合わせを頂いたので、記事に致しました。

 

元々クリスチャン・サイエンス(キリスト教系新興宗教)の家庭で育ったドリーン博士。
彼女のオラクルカードや著書には、これまでもキリスト教に馴染みの深い天使や創造主(神)、マザーマリア、イエス・キリストなどが多く出て来ていましたが、伝統的なキリスト教とニューエイジ思想に敬意を払いながら、特定の宗教を超えたメッセージとして発信されてきました。

 

今年1月、ドリーン博士はイエス・キリストからの啓示を受けたことにより、改めてイエス・キリストという人物が、ただのアセンデッドマスターの1人ではないという事、そして彼の言葉が、今世界中で起きている変化を照らす光となる、というメッセージを受け取ったそうです。
その後、ドリーン博士は洗礼を受け、聖書の勉強を再び始められたそうです。
そんなドリーン博士自身の変化を受けて、公式YouTubeチャンネルでは、今年3月からこれまで続けてきたウィークリーリーディングのビデオに、聖書の勉強会が加えられて発信されていました。

 

 

 

先週8月21日にドリーン博士は、自身のイエス・キリストとの関係についてのビデオをアップされ、今月頭にはMaui SourceTVでのインタビューでもこの事について語られています。
それらのビデオの中でドリーン博士は、今年1月に受けたイエス・キリストの啓示が自分自身の人生を変えてしまった事、そして、これまで自身が行って来た未来を予測/予言するようなメッセージを発信する事がもうできなくなってしまった、と語っていました。
これまでマーメイドやユニコーン、フェアリーや天使など、神の使いや高次の存在たちとの関わりを薦めてきたドリーン博士ですが、全ての源であり唯一無二の存在である創造主と直接繋がる事、神の子とされるイエス・キリストの言葉と繋がるよう導かれたそうです。
これにより、ラドリー・バレンタインと共作したタロットカードシリーズからドリーン博士の名前は取り除かれること、これらの彼女のロイヤルティーは今後全て出版社であるヘイハウス社から直接チャリティーへ支払われる事になるそうです。
また、これまでアセンデッドマスターの1人として紹介されていたイエス・キリストでしたが、彼に対する認識が変わった今、誤解を避けるため、アセンデッドマスターについての本オラクルカードは今後出版を停止することが告げられています。

 

 

 

今週からドリーン博士は、これまで公式インスタグラムで毎日発信していたオラクルカードメッセージをストップし、10月に出版予定の自身の本Morning with the Lordから、キリスト教の朝の祈りのメッセージと、ラビングワードカード〜フロムジーザス〜のメッセージのみの更新に切り替えています。
また彼女の公式YouTube チャンネルでは、ウィークリーリーディングに代わり、Heat to Heat with Doreen Virtureという新シリーズが始まりました 。(毎週日曜日にコチラにて更新される予定です)
内容は、これまでよりももっとカジュアルでアットホームな雰囲気の中(彼女の家に招かれて、一緒にお話をするような感覚になるようなシチュエーションで描かれています)、特定のトピックについて、ドリーン博士が聖書などを引用して、ガイダンスやメッセージなどを届けてくれるもので、今週は「神への信頼」についてでした。
また、彼女のヘイハウスラジオチャンネルでも、これまでのように視聴者からの電話相談に対してエンジェルリーディングを行うのではなく、相談内容に耳を傾けて対話する、というスタイルに変更されています。

 

ウィークリーリーディングやエンジェルリーディングが無くなって寂しいという声や、ドリーン博士の信仰や仕事の変化に対する批判も、ドリーン博士のSNSには多く寄せられているようですが、今後このイエス・キリストや聖書のメッセージを(新しいレベルで)発信し、ニューエイジのオーディエンスとの架け橋となることが、恐らくドリーン博士の主流の活動となってゆくようです。

 

ドリーン博士のエンジェルカードリーダーを学び、オラクルカードを引く身として、今回のドリーン博士の活動の変化は、本質的な面では変わっていないと、個人的には感じています。
元々心理セラピストとしてキャリアをスタートされたドリーン博士は、伝統的な心理カウンセリング手法よりも多くの癒しが患者にもたらされるよう、エンジェルとともに行うセラピー法に導かれ発信されて来ました。
オラクルカードはそのツールの1つであり、その効果は変わらず存在し続けます。
今回の変化も、これまでの手法とは異なったレベルで、より多くの癒しが人々にもたらされるようにと彼女が導かれた道であり、この活動の根底にあるのは、これまでと変わらず、愛だと感じています。「私たちが何を信じていても、創造主は私たちのことを愛している」というメッセージは、これまでも、これからも、ドリーン博士の活動の根底に変わらず存在し続けてゆくでしょう。

 

今後ライトワークスさんの方で、この新シリーズのビデオが翻訳され発信されるかは分かりませんが、「キリスト教」という人が作った「宗教」としてこの活動を見るのではなく、イエス・キリストの言葉の奥にある普遍的な愛のメッセージが、上手に翻訳されて、日本語でも発信されたらいいなと、個人的には感じています(^^)

 

 

 
 

ご意見BOX Vol.1 「ドリーン・バーチュー博士の変化についてのお返事」はこちら

 
 

 

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